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コラム
 
こだわり農産物の流通事情 2002年 9月9日 東京青果株式会社 個性園芸事業部コンシュマーズ・アイ 東海林 邦子
7 今後の課題
 

 うちもたくさん失敗したこともあります。トマトをずっと売っていたんだけど、4月から5月になったらまずくなって、ところが生産者は出したいから最後まで面倒見ちゃったんですよ。結局最後は、それまでのお客さんに売るとその店に迷惑かかっちゃうから、悪いけどその店は終わらしてもらって、他のところに売りました。だから、最後はこだわりじゃなくて。どうしても美味しい時期をあまりに外れているものはやっぱり他へ売るとかそういうことになっちゃうと思います。

 五郎島なんかでも、年明けからの方が断然美味いんですよ。最初はうちもそれだけしかやってなかったの。ところが、お客さんがもう、くれくれです。それで12月から売ろう11月から売ろう。で、もう前倒しになっちゃって9月からでいいから早く売ろう。そういう風になってきちゃったんです。1月の味に比べたらあんまり美味くないわけですよ。たから、その辺で我々は結構慎重になっていたんだけど、9月の時点で他のいもとか関東の「べにあずま」とかいろいろ比べると違うんですよ。比較対象物に負けているようだったら価値無いけど、やっぱり勝っていたから、ああやっぱり美味しいなと。それは安心したんですよね、自分達も。足りなくなったらなったで、やっぱりその希少価値っていうのが出てくると思うんですよね。もう明らかに不味いわけでなくその時期に出ている他のものと比べたらやっぱり美味いんですよ。だからそこらへんが判断なんですけど、同時期の他のものと常に比較っていう感じですかね。

 農家さんの直取引をしたいっていう気持ちは良くわかるんだけど、それはそれで大変なことも多いんです。いろいろ問題を抱えていたものが何かのきっかけで取引が切れちゃう。そういうケースでうちに来られる方もいらっしゃるんです。今まであるスーパーとやってきたけど、そこのバイヤーさんがいなくなって全然ダメになったからこっちに出したいとかあるんです。農家も1人対企業だと何かあったときに絶対勝てないんですよ。だからやっぱり市場を通してもらいたいし、そうすれば何らかのお役に立てると思うんです。例えば不幸にしてそのスーパーがダメとなっても、じゃあ他のスーパーを探すとか出来ますし。それだけのことを果たして、一農家さんができるかどうかということです。一度市場にも来て下さい。現物とかもお見せしますし、うちの品物とかが流れているお店ですとかね。

 
 
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