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コラム
 
こだわり農産物の流通事情 2002年 9月9日 東京青果株式会社 個性園芸事業部コンシュマーズ・アイ 東海林 邦子
5 効果的なシールなどの販売促進策
 

 もう1つは、表示問題です。昨今、虚偽表示問題とかBSEとか色々出まして、表示についても結構厳しくなっているんです。そこでPOPを作ったわけです。これもお店によって色んなサイズがあるんです。POPはうちで作るのは簡単だけども、お店側が管理できないんです。年間通じて同じ産地の同じ品物が入っていればいいんだけど、時期によって、2ヶ月3ヶ月サイクルで産地が変わっていく場合に、きちんとそれを付け替えてくれるかなんです。

 大根の勉強会のある生産者が、大根を裸で出してきたんですよ。企業の大根のプロっていう人はみんなそれを見ていい大根だねって褒めるんだけど、パッとしなかったんですよ。色々試行錯誤してこの生産者はシールを一枚貼ってきたんですね。しかもその位置が青首の緑と白の丁度間になるように。1ヵ月くらいして、どんどん注文が来るようになったんです。消費者がそのシールを持ってくるんですよ。シール作戦が功を奏したわけですね。だから、シールや顔写真が入っているっていうのは大きなポイントじゃないかなと思うんですね。特にこういうこだわり品については。最近はインターネット時代なんでメールのアドレスを書いてあるのは結構良いですね。もう1つは県の認証ですね。埼玉県さんはありますよね、県のサイン。そういった公的なところが認めてくださるということはひとつの売りになるんじゃないかなと思っています。

 あとですね、市場にとっても入荷の状況などは刻々わからないと困ることがあるんです。例えば、今日で終わりというのは非常に困るんですね。もうすぐ終わりというのを一回入れていただくと、非常に助かるんです。今日で終わりましたからどうもありがとうございましたっていわれても、お客さんに何ていえばいいのかという事になって。できればあと何回ぐらいで終わるよというようなことを1つ入れると入れないで相当違いますね。

 この近くで、上里に昔帰りの会というのがありまして、そちらの方は今いろいろ出荷して頂いております。ここの凄いところは資材とかいろいろ作ってくださることです。今年は茶豆をつくったんですね。今流行っていますけど。茶色の枝豆に昔がえりの会の茶豆っていう形で出し、それにうちの提案で塩をつけたんです。そういう風にこちらの提案をすぐ聞いてくださるところはやっぱり凄いなと思います。そんなに大きくないスーパーや色々なところにご紹介してうまくはまっている他、単品じゃなくてシリーズ化でやっているところもあります。お店の方もそういう同じブランドで年間とか何アイテムか揃えれば、いつでもオッケーっていうところはたくさんあるんですよ。勿論1個1個の商品で勝負していくっていうのも1つのやり方ですよね。単品でこの時期のここのは絶対お勧めみたいな感じでやっていくのも1つの方法だし、昔がえりさんみたいな統一ブランドを作って勝負していくっていうのも1つのやりかたかなって思います。

 今我々がやっていることはその全体の事業部から見たら僅かな部分なんですけども、我々がやっているやり方っていうのがだんだん他の事業部にも影響しているような感じがするんですね。手前味噌かもしれないですけど。売り方とかそのブランド化ということについては。ですから、皆さんもどのようにされていくのか判りませんけども、昔みたいなこういうこだわり品は面倒くさいから他に行ってくれっていうことではなくて、一応受け皿的にはあると思うんです。特に太田は他の市場と違ってそういうものを本気で探しているお客さんも多いですし、我々が今まで上手くお繋ぎできなかったんですけど、どんどん今そういったことで広がりつつありますので、またそういったお話がありましたら、是非ご一報いただければ、検討させていただきます。こんなところで、自分がやってきた事例を紹介しました。取り組みや採用で明確な基準を引いているわけじゃないんですよ。最終的にはお客さんがどう思うかなんで、我々は選ぶことは出来ないんですね。だからうちに出していただくとか、出したいという物だったら別に何でもかまいません。ただ、それをお客さんがこだわり品としての価値を見出してもらえるかどうかっていうのは別なんですよ。

 
 
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