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コラム
 
こだわり農産物の流通事情 2002年 9月9日 東京青果株式会社 個性園芸事業部コンシュマーズ・アイ 東海林 邦子
3 個性園芸事業部の誕生
 

 そんな時、たまたま私は12年間いた情報から事業企画推進室というところに異動になりまして、その時、まだ20世紀だったものですから会社から与えられたのは、21世紀に続くような1つの仕事をしろっていうことだったんです。その中身については何もいわれなかったんですが、今から考えると何か新しい教材を作るとか、そういった新事業を考えて欲しかったんだろうなと思うんですけど、このままじゃまずいなっていう思いがすごくあったもんですから、とにかくこのことを形にしようと思い、個性園芸室というものを企画したわけです。個性園芸室というのは元々会社の中で平成3年からやっていたんです。それは、有機とか減農薬とか、一般とは別売りをしていたんです。それは1つの部の組織の中にあって、担当者3名でやってましたものですから、本気で荷を集め、売るとなるといろいろな作業ですとか、どうしても力不足っていうことと、やはり新しい事業にはある程度お金をつぎ込んでもらわないと、例えば会社の中では、競り人一人当たり何億円売れっていう風になっているんですね、それと同じように判断されてしまうととてもこの仕事は進まない。だから暫くはそういう採算ベースを考えないで1つのプロジェクトとしてやって欲しいというのが我々の勝手な言い分だったんです。平成8年くらいに丁度有機ブームが起こりまして、これが追い風になり、割とあっさり良いよっていうことになりました。平成8年に5名で個性園芸室ができました。それが、今私が居ります個性園芸事業部の原型です。

 個性園芸室っていうのは、個性化商品という風に私どもは、いっているんですが、こだわり品、例えば有機とか減農薬とか、農薬や安全性にこだわったものっていうのが1つ。もう1つがやっぱり最終的には味なんです。ですから、味が一般に出回っているものと比べて明らかに違うような、いわゆる篤農家が作られた高品質な商品っていうのが1つ。もう1つは地域を限定したもの、例えば、今でいえば加賀の野菜とか非常に注目を浴びていますが、そういった地場の品種、そういった狭い地域にしか流通していなかったようなもの。もう1つは、例えばクッキング用のトマトやおろし用の大根であるとかある程度用途・目的がはっきりしたもの。あと珍しい、日本にはこれしかないとかそういったもの、これらを総称してこだわり商品、個性派商品と称して売る、そういう売り場を平成8年から作ったわけです。

 私もその企画を出したという1つの責任がありますんで、一緒に行って、自分は大量の荷物を売りさばくとか、お客さんにそれほど強いコネクションをするわけではないので、どちらかというとその周辺の作業というか、例えば栽培歴を整備することであるとか、いろいろな情報を色んなところに流すとかそういったことをしております。平成8年、当時は5人で始まって大体最初の年で3億円ぐらいからスタートしたんです。平成12年から個性園芸事業部と事業部制になりましたから、その間までプロジェクト的なものだったんです。今は大体年間の売上が25億円ぐらいを予算としてやっています。うちの会社は1,500億円ぐらいの売上がありますので、会社全体からしますとまだまだ微微たるものなんです。どういう風に販売しているのかというと、色々とこちら側から探していく場合もありますし、産地の方からうちへアプローチがある場合もあります。それから、結構多いのは資材屋さんとか肥料を作っている業者さんからの情報もあります。サンプルなど現物を見せていただき、栽培歴なんかも書いていただいたり、直にお話してどういう所に提案したらいいかっていうのを検討します。

 
 
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